子どもの習い事が多すぎるサインは?3人・18枠を続けて見直した実体験

3人の子どもの習い事が多すぎるかを見直すイメージ

「習い事を入れすぎたかもしれない」「何個から多すぎるのだろう」と迷うことがあります。

わが家では、上の子が小学4年生、真ん中の子が小学2年生、下の子が年中だった頃、3人合計18の受講枠を同じ週に並行していました。週2回利用した学童を含めると、1週間の受講回数は合計20回です。

この予定をほぼ1年間続けましたが、負担がなかったわけではありません。一方、忙しいという理由だけですべてを減らしたわけでもありませんでした。

結論からいうと、習い事が多すぎるかは個数だけで判断できません。子どもの様子、毎日の生活、本人の意欲、家庭全体の負担を分け、原因が「予定全体」なのか「特定の習い事」なのかを確認することが大切です。

この記事では、18枠を続けた時期、水泳を強く嫌がる日は休ませた例、そろタッチを時間不足で休止した例を分けて紹介します。

プライバシー保護のため、実際の曜日は匿名化し、学校名、校舎名、地域は掲載していません。時刻や期間はおおよその情報です。

目次

先に結論|「何個あるか」より生活に出た変化を見る

わが家が見直し材料にしたのは、主に次の5つです。

  1. 子どもが疲れていないか
  2. 特定の習い事を嫌がっていないか
  3. 宿題、夕食、就寝が繰り返し遅れていないか
  4. 本人が取り組む時間を確保できているか
  5. 送迎、振替、費用を家族が続けられるか

大切なのは、サインが一つあっただけで「全部減らす」と決めないことです。わが家では、状況によって対応が違いました。

状況わが家の判断結果
18枠・週20回の代表期間負担を感じながら継続ほぼ1年間続けた
真ん中の子が水泳を嫌がった強く嫌がる日は休み、時間帯を変更現在も継続
上の子のそろタッチ時間が取れない小学3年生の終わりで休止現在も休止中
七田式・biima sportsの終了学年やコースの区切りで判断次の学習・運動へ移行
習い事が多すぎるかを子どもの様子・生活時間・本人の意欲・家庭負担で確認する図

同じ「忙しい」「やめる」という言葉でも、理由は同じではありませんでした。

小学生の習い事に一律の適正個数はない

学研教育総合研究所の2024年11月調査では、小学生の習い事として水泳が24.6%で1位となり、「学校以外の習い事はない」は23.3%でした。

この調査から分かるのは、習い事をしている子と、していない子の両方がいることや、選ばれている種類です。「何個が適正か」を示すデータではありません。

同じ3個でも、徒歩圏で宿題のない教室と、往復1時間・家庭練習ありの教室では負担が違います。個数だけでなく、次の時間まで含めて考える必要があります。

  • 往復の移動
  • レッスン前後の準備
  • 親の待機
  • 家庭課題や練習
  • きょうだいの待ち時間

3人・18枠で実際に感じた「多すぎるかもしれない」サイン

代表期間は、上の子が小学4年生、真ん中の子が小学2年生、下の子が年中だった約1年間です。

上の子は10種類、真ん中の子は5種類、下の子は3種類。重複を含めて18枠あり、週の受講回数は20回でした。

子どもが疲れていた

子どもが疲れていると感じる場面がありました。ただし、当時の記録には疲れの具体的な頻度や症状までは残っていません。そのため、「毎回ぐったりした」などとは断定しません。

重要だったのは、単に予定表の数を見るだけでなく、習い事がある日とない日、特定の教室の日だけに変化があるかを分けて見ることでした。

夕食や就寝が遅れる日があった

平日の夕食はおおむね19:00頃、就寝は21:00頃でした。基本の生活時刻は保てていましたが、予定や振替が重なると遅れる日もありました。

1回遅れただけで減らすのではなく、毎週同じ曜日に繰り返すか、翌日の学校生活へ影響していないかを見る必要があります。

親の休息・振替・費用にも負担があった

父親は週末の水泳、七田式、biima sportsなどの送迎と待機、母親は平日の学童への迎えや生活調整を主に担当しました。

親の自由時間や休息が少ない、振替や欠席の調整が大変、費用負担が大きいと感じる場面もありました。子どもが楽しんでいても、家庭全体で継続できないなら見直し材料になります。

おけいこのものさし3児の保護者

子どもの予定だけでなく、送迎と待機を含めた親の1週間も一緒に見ないと、本当の負担は分かりませんでした。

当時の詳しい配置は、3人きょうだいの習い事掛け持ちスケジュールで紹介しています。

父母での担当分けや送迎・待機の実際は、共働き家庭で3人分の習い事送迎を回した方法にまとめています。

行き渋りがあっても「習い事全体が多い」とは限らない

真ん中の子は小学2年生頃、水泳を嫌がる時期がありました。

原因として確認できたのは、当時の先生が苦手だったことと、進級テストを嫌がっていたことです。習い事全体が多すぎたから水泳を嫌がった、と断定できる状況ではありませんでした。

親は基本的に通うよう促しましたが、どうしても強く嫌がるときは休ませました。先生を指定して変更することはできなかったため、スクールの時間帯を変更するなどして対応しています。

その後は大分慣れ、現在も水泳を継続しています。

この経験から、行き渋りが出たときは次の順で確認すると整理しやすいと感じます。

  1. すべての習い事を嫌がっているか
  2. 特定の教室・曜日だけか
  3. 先生、クラス、進級テストなど具体的な理由があるか
  4. 休む、時間帯を変えるなど小さな調整ができるか

詳しい経過は、水泳が進級しない時期に行った対応にまとめています。

嫌がらなくても「時間がない」なら休止を選ぶことがある

上の子は小学3年生から、そろタッチを自宅で約1年間利用しました。

1回約30分、ほぼ毎日、親の声掛けなしで自主的に取り組んでいました。強く嫌がったことや、大きな問題があったわけではありません。

それでも小学3年生の終わりで休止しました。理由は、他の習い事が増えて取り組む時間がなくなったことと、計算がある程度速くなったと家庭で感じたことです。

つまり、「嫌がっていない=必ず続ける」でもありません。限られた時間の中で、当初の目的をどこまで達成したか、今も優先したいかを考えて休止する方法もあります。

そろタッチを自主的に続けながら休止した理由では、当時の頻度と判断を詳しく紹介しています。

終了理由は「多すぎたから」とは限らない

後に終了した習い事もありますが、すべてが負担による退会ではありません。

  • 七田式:小学4年生から正式な受験コースになるため、幼児教育として小学3年生で終了
  • biima sports:当時の通常コースが一区切りとなり、上の子は体操、真ん中の子はサッカーへ移行

習い事をやめた事実だけを見て「数が多すぎた」「合わなかった」と判断すると、実際の理由とずれます。

見直すときは、退会、休止、コース修了、次の教室への移行を分けて記録すると、子どもにも説明しやすくなります。

続ける・一時的に休む・終了する判断表

選択肢検討しやすい状態確認したいこと
続ける本人が楽しみ、生活時間も大きく崩れない家庭が送迎・費用を続けられるか
一時的に休む一時的な行き渋り、体調、時間不足がある休会制度、再開条件、目的が残っているか
時間帯・曜日を変える教室や先生ではなく時間との相性が悪い別クラス、送迎、きょうだいとの重なり
終了する目的を達成した、コースが一区切り、優先順位が変わった次の活動と本人への説明

一度決めたら変えられない選択ではありません。続けながら様子を見る、強く嫌がる日だけ休む、一定期間休止するという中間の対応もあります。

1週間だけ記録する見直しチェックリスト

習い事を減らす前に、1週間だけ次の項目を書き出すと原因を分けやすくなります。

子どもの様子

  • 行く前と帰宅後の様子
  • どの教室・曜日で嫌がるか
  • 本人から習い事の話をするか
  • 習い事以外にしたいことがあるか

毎日の生活

  • 学校から帰宅した時刻
  • 宿題を終えた時刻
  • 夕食、入浴、就寝の時刻
  • 翌朝や学校生活への影響

家庭全体

  • レッスン時間ではなく家を出て戻るまでの時間
  • 親の送迎・待機時間
  • きょうだいの待ち時間
  • 振替や欠席の調整回数
  • 月謝以外の費用

親の負担を同じ基準で比べたい場合は、習い事の親負担を5項目で数値化した記事も参考にしてください。

習い事を見直すときに避けたい決め方

個数だけで一律に減らす

送迎不要の自宅学習と、往復・待機が必要な教室を同じ1個として数えると負担を見誤ります。回数、移動、家庭課題まで含めて比較します。

子どもへ移動の一部を任せる場合も、学年だけでは決めません。わが家が小5から行きだけ一人にした条件は、習い事へ一人で通う学年の記事で紹介しています。

一度嫌がっただけですぐ退会する

体調や一時的な出来事の場合もあります。嫌がり方が続くか、特定の先生・曜日・課題だけかを確認します。

親の負担を判断材料から外す

子どもが楽しんでいても、送迎や費用で家庭が継続できなければ調整が必要です。親の事情を隠さず、続けられる範囲を話すことも選択の一部です。

辞めることを失敗と考える

目的を達成した、次に興味が移った、コースを修了したなら、終了は失敗ではありません。わが家でも、休止とコース修了を区別して考えました。

よくある質問

小学生の習い事は何個から多すぎますか?

一律の個数では決められません。移動、待機、家庭課題、子どもの様子、生活時刻、家庭の費用まで含めて判断します。

子どもが嫌がったらすぐ辞めるべきですか?

嫌がる理由を確認してから判断します。わが家の水泳では、強く嫌がる日は休ませ、時間帯を変更して継続しました。一方、安全面や心身への強い影響が心配な場合は、無理に継続する必要はありません。

本人が楽しんでいれば何個でも大丈夫ですか?

本人の意欲は重要ですが、宿題、夕食、就寝、自由時間、親の送迎・費用も確認します。本人が楽しんでいても、時間が取れず休止する場合があります。

休止と退会はどう使い分けますか?

再開したい目的が残り、一時的な時間不足なら休止を検討しやすいです。目的を達成した、コースが一区切り、優先順位が変わった場合は終了も選択肢になります。制度は教室ごとに異なるため、手続き前に確認してください。

まとめ|サインの原因を分けてから判断する

わが家では、3人合計18枠・週20回をほぼ1年間続けました。親の休息、子どもの疲れ、生活時刻、振替、費用に負担を感じましたが、その時点ですぐ一律に減らしたわけではありません。

その後の判断も、習い事ごとに違いました。

  • 水泳:特定の理由を確認し、休みと時間帯変更を使って継続
  • そろタッチ:嫌がってはいないが、時間不足と目的達成を考えて休止
  • 七田式・biima sports:学年やコースの区切りで終了・移行

「多すぎるサイン」が見えたら、すべてを同じ理由で減らさず、子どもの様子、生活時間、本人の意欲、家庭の負担を分けて確認します。そのうえで、続ける、休む、時間帯を変える、終了する中から、今の家庭に合う方法を選ぶのがよいと感じています。

参考にした情報

減らす候補を考える段階では、習い事のやめどきを5つの判断軸で整理した記事も参考にしてください。

※本記事はプロモーションを含みます。年月、日時、価格・キャンペーン情報は確認時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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