兄弟で同じ習い事にするメリット・デメリット|3人で通った実例

同じ習い事の会場へ向かう3人きょうだいと持ち物を確認する保護者

兄弟の習い事を選ぶとき、「同じ教室なら送迎が楽になる」「下の子も一緒に始めれば続けやすい」と考える家庭は多いと思います。わが家にも3人の子どもがいて、水泳、七田式、biima sportsは3人、明光キッズeは2人が利用しました。

結論からいうと、同じ習い事にするだけでは、親の負担が必ず減るわけではありませんでした。送迎をまとめやすかったのは、同じ場所に加えて曜日と時間も近かったケースです。同じ教室でも開始時刻が分かれると、親の一日は長くなりました。

おけいこのものさし3児の保護者

同じ教室でも、3人の時間が連続しているとは限りません。家を出る回数と親の拘束時間を分けて数えました。

一方、同じ習い事を経験しても、子どもの反応や次に選んだ種目は同じではありません。この記事では、兄弟の能力を比べるのではなく、送迎、待機、費用、予定管理、子どもごとの相性という5つの視点で、実際に感じたメリットとデメリットを整理します。

目次

結論|「同じ習い事」より同じ場所・同じ時間まで見る

兄弟で同じ習い事にするか迷ったら、サービス名だけでなく、次の順番で確認するのがおすすめです。

  1. 同じ教室・会場へ通えるか
  2. 同じ曜日にできるか
  3. 開始・終了時刻が重なるか
  4. 年齢別クラスの待ち時間は何分か
  5. 一人だけ休む・やめる場合も通い方を変えられるか

わが家では、子A・子Bの水泳が同じ土曜8:00〜9:00だったとき、父親が2人を一度に送迎できました。biima sportsでも3人の参加時間が重なる時間帯があり、会場への往復をまとめられました。

反対に、七田式は同じ土曜日・同じ教室でも、子A、子B、子Cの時間が分かれていました。「3人が同じ習い事だから送迎1回」とはならず、午前から夕方まで複数回の対応が必要でした。

わが家の4パターンを比較

3人または2人で利用した4つは、同じ習い事でも家庭への入り方が違いました。

利用例兄弟の組み方代表的な時間・送迎まとめやすさ
水泳子A・子Bは同じ時間、子Cは保育園枠A・Bは土曜8:00〜9:00、父送迎・待機。Cは保育園バスA・Bはまとめやすい。Cは別ルートでも親送迎なし
七田式3人が同じ教室・別時間A 10:00〜11:20、B 14:00〜15:20、C 15:45〜16:45同じ教室でも一日が長くなった
biima sports3人が同じ会場・時間が一部重複A・B 15:00〜15:50、C 14:00〜15:50。父送迎・待機会場への往復をまとめやすい
明光キッズe子A・子Bが同じ曜日に週2日学校から移動支援、18:00頃に母が2人を迎え学校後の移動と迎えをまとめやすい

この表から分かるのは、「同じ習い事かどうか」だけでは負担を判断できないことです。親が実際に使う時間を知るには、家を出る回数、待機時間、きょうだい間の空き時間まで見ます。3人分を配置した全体像は3人きょうだいの習い事掛け持ちスケジュールで紹介しています。

兄弟の習い事で同じ時間・別時間・別ルートになる3つの通い方のイメージ

メリット1|送迎をまとめられると往復回数が減る

兄弟で同じ習い事にする最大の利点は、条件が合えば送迎をまとめられることでした。

子A・子Bの水泳は、自宅から片道約30分です。2人が同じ8:00〜9:00の枠なら、父親が一緒に連れて行き、レッスン中はプールで待ち、一緒に帰れます。別々の日に通う場合と比べれば、会場への往復回数を増やさずに済みます。

biima sportsも片道約30分でした。子A・子Bは15:00〜15:50、子Cは14:00〜15:50の代表時間で、15:00〜15:50は3人の参加が重なっていました。親の待機時間は長くなりますが、3人を別々の会場へ運ぶ必要はありませんでした。

ただし、同じ会場でも終了時刻が違えば、親が自由に使える時間は減ります。「送迎回数が少ない」と「親の拘束時間が短い」は別のものさしです。父母の役割分担は共働き家庭の習い事送迎の記事で整理しています。

メリット2|予定・持ち物・連絡先をまとめやすい

同じ教室へ通うと、施設の場所、駐車場所、受付、欠席連絡の方法などを家族で共有しやすくなります。

持ち物も水泳なら水着・帽子・タオルというように、種類をそろえやすくなります。兄弟ごとのサイズや記名は必要ですが、毎回まったく違う準備をするより確認項目をまとめやすいと感じました。

明光キッズeは、子A・子Bが同じ曜日に週2日利用しました。学校終了後はスタッフが学校から明光キッズeへ移動を支援し、18:00頃に母親が2人を迎え、18:15頃に帰宅する流れでした。2人を別々の場所へ迎えに行かずに済んだことは、平日の大きな利点でした。公立学童との曜日分けは明光キッズeと公立学童を併用した実例で詳しく紹介しています。

メリット3|兄弟割引が家計を軽くする場合がある

兄弟で同じ習い事にすると、教室によっては兄弟割引があります。ただし、割引制度はサービス、教室、時期で変わるため、現在の条件は入会前に確認が必要です。

わが家のbiima sportsでは、利用当時、スポーツ保険込みで1人の場合は月12,580円、2人分は合計月19,160円でした。

利用人数利用当時の月額1人利用を人数分払う場合との差
1人12,580円―
2人19,160円月6,000円少ない

12,580円を2人分とする単純計算は25,160円なので、家庭の請求額では月6,000円の差がありました。これは利用当時の実例であり、現在の全国共通料金や現行の兄弟割引を示すものではありません。詳しい計算条件はbiima sports兄弟2人分の料金実例に分けています。

費用だけで同じ習い事に決めるのではなく、入会金、保険、教材、ユニフォーム、休会時の扱い、兄弟の片方だけ退会した場合の金額も確認します。

デメリット1|同じ教室でも時間が分かれると一日が長い

同じ習い事なら予定をまとめられると思っても、年齢別・学年別のクラスで時間が分かれる場合があります。

わが家の七田式は、代表的な土曜日に次の時間で通っていました。

子どもレッスン時間親の動き
子A10:00〜11:20父親が片道約20分を送迎
子B14:00〜15:20父親が片道約20分を送迎
子C15:45〜16:45父親が片道約20分を送迎

レッスン中は教室付近で待つ日と、一度帰宅する日の両方がありました。一度帰宅すると移動回数が増え、待つと親の拘束時間が増えます。

子Bと子Cの間は25分ですが、子Aと子Bの間は2時間40分あります。同じ教室でも、3人のレッスンが連続しているわけではありませんでした。時間割を確認せず「兄弟で同じだから楽」と判断すると、入会後に想定との差が出ます。

デメリット2|同じ経験でも好きになる種目は違った

兄弟で同じ習い事を始めても、得意なことや次に選ぶ道は同じではありませんでした。

biima sportsでは複数のスポーツを経験しました。子Aはマット運動などを好きになり、通常コース終了後はセントラルの体操教室へ進みました。子Bは球技が上達し、特にサッカーが好きになって別のサッカー教室へ進みました。子Cは現在もbiima sportsを継続しています。

同じ教室へ通わせることは、同じ成果を目指すことではありません。兄弟を比べて「上の子はできたのに」と評価するより、それぞれが何を楽しみ、次に何を選びたいかを別々に見た方が、その後の習い事を決めやすくなりました。開始時期と継続年数の違いは3人のbiima sports開始年齢の記事で比較しています。

デメリット3|一人の行き渋りを兄弟全体の判断にしない

同じ習い事でも、負担に感じる要素は子どもごとに違います。

水泳では、子Aと子Cには大きな問題がありませんでしたが、子Bは小学2年生ごろ、当時の先生と進級テストを嫌がりました。基本的には通うよう促し、どうしても嫌な日は休ませました。先生だけを指定して変更できなかったため、時間帯を変更し、現在は以前より慣れて継続しています。

この経験から、一人が嫌がったときに「兄弟みんなでやめる」「兄弟が行くから本人も必ず行かせる」と一括で決めないようにしました。水が嫌なのか、先生なのか、テストなのか、時間帯なのかを本人ごとに分けて確認します。詳しい対応は水泳で進級せず行き渋ったときの記事にまとめています。

同じ習い事にする前に確認したい10項目

  • 兄弟が同じ教室へ入会できるか
  • 年齢別クラスの曜日と開始・終了時刻
  • 兄弟の時間が重なるか、間が何分空くか
  • 待機中に兄弟を同伴できるか
  • 親の見学・途中退出ができるか
  • 兄弟割引の対象と適用条件
  • 片方が休会・退会した場合の料金
  • 振替を同じ日にまとめられるか
  • 持ち物を共有できるか、個別購入が必要か
  • 兄弟を比べず個別にフィードバックしてもらえるか

無料体験では、子どもの反応だけでなく、通常クラスの時刻と保護者の動きまで聞きます。

子どもの習い事の無料体験で確認すること15項目を見る

「同じ」か「別々」かを決める3段階

1. 子どもの興味を一人ずつ確認する

上の子が続けているからという理由だけで下の子を決めず、体験で本人の反応を見ます。同じ種目でも、先生、集団、音、待ち時間への感じ方は違います。

2. 家族の時間割へ置く

レッスン時間だけでなく、自宅出発、移動、着替え、待機、帰宅までを予定表へ入れます。兄弟の枠が離れていれば、その間に一度帰るか、現地で待つかも決めます。

3. 一人だけ条件が変わる場合を想定する

進級でクラスが変わる、片方だけ嫌がる、年齢上限で卒業する、といった変化があります。最初は同じ時間でも、ずっと同じとは限りません。別時間になったときも継続できるかを入会前に考えておきます。

兄弟で同じ習い事が合いやすい家庭・分けた方がよい場面

同じ習い事を検討しやすい条件別々も検討したい条件
兄弟とも本人がやりたい一人は明確に興味がない
同じ会場・同じ曜日・近い時間に通えるクラス間の空き時間が長い
送迎担当をまとめたい得意分野や続けたい目的が大きく違う
兄弟割引を含む総額を確認できた比較されることを強く負担に感じる
一人だけ休む・変更する選択肢がある一人の退会で家庭全体の運用が崩れる

わが家では、最初からすべてを同じにしたわけではありません。同じ習い事で送迎をまとめた時期がある一方、成長後は体操、サッカー、継続と進路が分かれました。「始めるときは一緒、続け方は個別」という形も選択肢です。

よくある質問

兄弟で同じ習い事にすれば送迎は半分になりますか?

必ず半分になるわけではありません。同じ会場・同じ曜日でも、クラス時間が離れていると往復や待機が増えます。家を出る回数と、親が拘束される合計時間を別々に計算してください。

兄弟割引がある教室を優先した方がよいですか?

割引は判断材料の一つですが、本人の興味と時間割を先に確認します。わが家ではbiima sportsの2人分で月6,000円の差がありましたが、利用当時の実例です。現在の金額と条件は各教室へ確認してください。

上の子と下の子を比べてしまいそうです

同じ級や同じ課題でも、開始年齢、得意な動き、先生との相性は違います。順位ではなく、前回から本人ができるようになったことを個別に確認します。教室からの説明も、できれば一人ずつ聞きます。

一人だけやめたいと言ったらどうしますか?

まず、習い事そのもの、先生、テスト、時間帯など、何が負担かを分けます。わが家の水泳では子Bだけに行き渋りがあり、時間帯を変更して継続しました。一方、目的達成や年齢上限なら、一人だけ終了する選択もあります。

3人を同時に通わせて一番助かったのは何ですか?

同じ会場への往復をまとめられたことです。ただし、親の待機時間まで短くなるとは限りませんでした。送迎回数、待機時間、費用の3つを分けて考える必要があります。

まとめ|始めるときは一緒でも、続け方は個別でよい

兄弟で同じ習い事にするメリットは、条件が合えば送迎、予定管理、持ち物、費用をまとめやすいことです。わが家では、子A・子Bの水泳や3人のbiima sportsで会場への往復をまとめられ、biima sportsでは利用当時の兄弟2人分の請求にも差がありました。

一方、七田式のように同じ教室でも時間が分かれると一日が長くなります。子どもの反応も同じではなく、biima sports後は体操、サッカー、継続へ分かれ、水泳では子Bだけに行き渋りがありました。

兄弟で同じ習い事にするかは、サービス名ではなく、同じ場所・同じ曜日・同じ時間にできるか、本人がそれぞれやりたいか、一人だけ条件が変わっても続けられるかで判断する。これが、3人で複数の習い事を経験したわが家の結論です。

※本記事はプロモーションを含みます。年月、日時、価格・キャンペーン情報は確認時点のものです。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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